承認は蜜の味
私を苦しめていた論文発表がおわった。
結論から言うと大成功だった。質疑応答は完ぺきだったといろいろな人から褒められて私はいま天狗になっている。やばい。だから自分からは絶対学会の話はしないと自分に制約をかけている。でもほんとうにうれしかった。久しぶりに全力で頑張ったという気持ちがあったから成果がでてほんとうによかった。私はやればできるんだなって思えた。
自分を自分で認めることは大切らしい。学会が終わって会場を飛び出し、電車に乗って映画を見に行った。「 脳内ポイズンベリー 」その映画は、夢追いフリーターへなちょこ青年とアラサー女子がドラマチックにおつきあいするけどやっぱりうまくいかなくて別れるっていう映画だった。その映画によると「その人と付き合っている状態の自分のことが好きになれないとダメ」なんだそう。その人が好き、じゃだめで、その人と一緒にいる自分が好き、というのが大切なんだと。果たしてそれは愛なのか?と思っていろいろ考えたんだけどやっぱり恋愛っていうのは自己人格形成のためにしかないのかなってちょっと思った。私は自分の彼氏の本体を愛していると思っていたけど、違うのかもしれない。そうは思いたくないけど映画によるとそうらしい。むずかしい。よくわかんないから考えるのはいったん置いといて、彼氏かわいい!と思う心のままに生きていこうと思う。
「こどものころは生ハムメロンのおいしさがわからなかったけど最近言いたいことはわかるよ・・・くらいには理解を示せるようになった」って彼に言ったら「そういえばこの前、無花果となにかの組み合わせがすごくおいしかったんだけどなんやったっけな・・・・(長考)・・・あかんわすれた なあなんやっけ」といわれて知らねーよってなりました。
ほらかわいい!(伝わらない)
自分を認めることができたのでこの蜜の味を覚えてしまいまたホイホイ論文請け負ってしまいそうな気がしてやばい。わたしがもしそうなっていたら止めてください。つらいから。
ちょっとねむいのでスカスカな文章になりました。おやすみなさい。