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yayaだよ

旅のアクシデント

 

アメリカの祝日に夫の夏休みをつけて1週間の旅行。前半はメキシコのカンクンというリゾート、後半はニューメキシコ州(アメリカ)で自然を楽しむ節約旅だった

ちなみに場所はここ。

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真ん中の黒丸がニューメキシコ州、右上のところが我が家  飛行機で6時間くらい

 

 

事件は後半の帰路に起きた。日曜夕方に予定していたフライトが無くなり、次に振り替えられた飛行機が月曜の深夜になった(辺鄙な場所に旅行していたので空港が小さくLCCだったので発着便が少ない)。これだと夫は月曜、火曜の仕事に穴を開けることになる。自由度の高い職場だけど、大事な時期なのでそんなに休むとまずい。

 

そこで航空会社を変えてなんとか日曜中に帰れないか探したら、ひと席6万円のものが見つかった。元々とってた飛行機はキャンセルが効かずお金は戻ってこない。超節約旅をしていたので2人で12万+キャンセル分数万は痛い…夫は「上司に謝って水曜から出勤するしかないかな」と言っていたので、私は『ひと席だけとって夫だけ帰宅する』ことを提案した。私は航空会社に手配させたホテルで一泊して、1人で火曜に帰る。通っている学校は今週からしばらくないので問題ない。

 

その提案をした時夫は驚いて、「じゃあややちゃんはひとりでここにいるの?そんなこと…」と悩んでいたけど、夫の仕事の信用は金で買えないし、チケットは金で買える。わたしは暇だしなんとかなる。と説得して、チケットカウンターに送り出した。

 

 

 

しばらくして「やっぱり2人で帰ろう。2席とろう」とLINEが来た

 

 

 

 

 

そして夫が走って帰ってきて「チケットカウンターでひと席だけの手続きしてる途中で、やっぱややちゃん連れて帰らなあかんやろ!おいてくわけにいかんやろ!と思っちゃってな~お姉さんに  もうひと席~ってお願いしちゃった~」と笑っていた。お金で買えるものは買う、しばらく節約しようねと。

 

夫からふたりいっしょに帰ろうとLINEが来た時不覚にも少し泣いてしまった  なんでだろう、やっぱり1人で知らない土地にいるのが怖かったのかな、ホッとして涙がでたのかな。英語は日常会話ならなんとかなるし、ホテルを1人で取ったことも飛行機に乗ったことも乗り継ぎだってしたことある。なのにやっぱり、2人で帰ると思ってたのに急に1人になるのは怖い。心の準備ができていなかった。そんな私の気持ちを考えてくれたのか、単に夫が1人で帰ってもややちゃんいないとさみしい~くらいの気持ちだったのか、なんにせよかなりかっこいい決断だった。惚れ直したと言っても過言ではない

 

 

 

結婚して1年ちょっと経つけど、この人で良かったなと思えること第1位になったので書き残したくて久しぶりにブログを書いた。今後なにか夫にイラつくことがあっても今回のことを思い出したら多少はやりすごせそう(多少は)